GIS防災情報ボランティアの実証実験に参加しました

弊社は、NPO法人GIS総合研究所いばらきのメンバーとして、国土交通省が実施した平成19年度GIS防災情報ボランティアの活動に参加しました。

WebGISを利用して、中越沖地震の直後に撮影された航空写真を判読してブルーシートマップを作成するという実証実験は、写真により判読されたブルーシートの位置から、被災地域の建物等の被害個所を全体的に把握しようとするもので、早期に被災状況を全体的に把握できれば、災害直後の地域への救援活動を効果的に実施できるものと期待できます。

航空写真を拡大して、建物被害が判読できるかどうか、実際にやってみると、地域の被害状況がかなり細かく判読できることがわかり、もし、災害直後の航空写真がすぐにこのような形でインターネットから参照できるようになれば、遠隔地において被害状況の地図作成をするボランティア活動への参加が容易にできることから、より広い地域からのボランティア参加が期待できるのではないかと期待できます。